カサリンチュは、鹿児島県大島郡笠利町(現・奄美市)出身の日本の音楽デュオである。2005年、元中学・高校の同級生であるタツヒロとコースケによって結成された。アコースティックな演奏とボイスパーカッションを軸とし、タツヒロがボーカルとアコースティックギター、コースケがヒューマンビートボックス、ボーカル、アコースティックギターを担当する。最小限のライブ編成の中で、アコースティックギター、ビートボックスによるリズム、ハーモニーを重ねたボーカルが旋律・リズム・和声の各役割を担っており、緊密なコンビネーションを持ち味とする。グループ名の「カサリンチュ」は「笠利の人々」を意味する。
高校卒業後、2人はいったん東京で過ごしたのち、ともに島へ戻り、友人の結婚式で一緒に歌ったことをきっかけにデュオを始めた。インディーズでミニアルバム2作を発表したのち、2010年にEpic Records Japanからミニアルバム『感謝』を発売してメジャーデビューした。その後も他の仕事を続けながら奄美大島で生活しており、タツヒロは2013年6月末に製糖工場を退職して音楽活動に専念した。『うさぎドロップ』のエンディングテーマ「High High High」や、『宇宙兄弟』のエンディングテーマ「New World」を担当した。2019年6月、両メンバーがソロ活動へと軸足を移したことに伴い、活動を休止した。