『LIAR GAME』は、あまりに正直すぎる性格ゆえに、信頼と欺瞞が入り混じる過酷な勝負の格好の標的となる大学生・神崎直を中心に描く。ある日、彼女のもとに何の前触れもなく一億円入りの荷物が届き、巨額の賞金が得られる一方で、些細なミスひとつで一生分の借金を背負わされる冷酷な大会「ライアーゲーム」へと巻き込まれていく。逃げ道のない状況の中、直は嘘には嘘で対抗できる人物の助けを求めざるを得なくなる。
その探し先で彼女が出会うのが、同じ日、刑務所を出たばかりの悪名高い詐欺師・秋山深一である。かつて心理学を学び、一人で会社を倒産させたことさえある秋山は、当初は再び犯罪に関わるつもりはなかった。しかし、追い詰められた直の必死さに次第に引き込まれ、二人は変化する同盟関係、隠された罠、計算された裏切りが渦巻く世界へ足を踏み入れる。ゲームが進むにつれ、二人のぎこちない協力関係は、あらゆる弱点を突いてくる相手に対する唯一の防壁となり、やがて大会の背後にいる者たちの真の姿も徐々に明らかになっていく。