Kokoro ga Sakebitagatterunda / Kokoro ga Sakebitagatterunda.
7.79/10#7562015年夏
DramaRomance
スタジオ: A-1 Pictures
1 曲
あらすじ
『Kokoro ga Sakebitagatterunda.(The Anthem of the Heart)』は、幼いころのたった一つの過ちの重荷を長年背負ってきた成瀬順を描く物語である。父の不倫を告げて真実を口にしたことで家族が崩壊していくのを目の当たりにした順は、その痛みを童話の呪いのような形で受け止めることになる。妖精の卵は彼女の声を封じ、痛みなくしては話せない体にしてしまうのである。罪悪感と恐怖に口を閉ざされた順は、その壁の内側で生きる術を身につけていくが、孤独はなお彼女を追い詰めていく。
それから数年後、順は坂上拓実、仁藤菜月、多田貴史とともに、高校のミュージカルに出演するよう思いがけず選ばれる。順は当初、断るためだけにその場へ向かうが、坂上の歌声を耳にしたことで、もう開くことはないと思っていた扉が開く。稽古が進むにつれ、順は長く隠してきた羞恥心と、声を聞かれることへの恐怖に向き合わざるを得なくなる。同時に、ほかのメンバーもそれぞれ抱えてきた傷を明かし、ミュージカルは、胸の内にしまってきたものと向き合うための、かろうじて保たれた繊細な場となっていく。そうした共同作業を通して、音楽は彼ら全員に声を持つ可能性をもたらすのである。