『ヒロイック・エイジ』は、かつてほかの知的種族たちを星々へと招いた文明「ゴールド族」が遺した古い約束によって形づくられた、遠い未来を舞台とする物語である。その呼びかけに応じた三つの種族は、それぞれブロンズ族、シルバー族、ヒロイック族となり、人類は自力で宇宙へ進出してアイアン族の名を得た。本来なら共有されるはずだった宇宙の未来は、より強大な種族が人類を絶滅へ追い込み、アイアン族が宇宙における居場所を懸けて戦わざるを得なくなることで、対立へと崩れていく。
物語は、ディアネイラ姫がゴールド族の残した予言を追い、人類の生存の鍵を握るとされる謎の存在を探し求めるところから始まる。その旅路の果てに彼女がたどり着いたのは、見捨てられた惑星であり、そこで彼女は、アイアン族の運命と星々の勢力図を変えるかもしれない、野性味のある髪をした少年と出会う。ディアネイラとその少年が拡大する戦いへ巻き込まれていくなか、『ヒロイック・エイジ』は、宇宙をまたぐ彼らの不安定な同盟を描き、その絆を、ある一種族の生存を超え、宇宙そのものの運命へと至る संघर्षの中心に据えている。