『Dragon Crisis!』は、普通の高校生・キサラギ・リュウジを描く物語である。彼の日常は、はとこのエリコに遺物の密売と闇商人がうごめく裏社会へ引きずり込まれたことで一変する。2人が怪しげな仲介人から遺物の箱を盗んだところ、その中には封印された赤いドラゴンの少女・ローズがいた。衝動的な盗みはただちに彼女の確保を狙う黒い組織の目を引き、リュウジはローズを隠し、守るため、遺物の扱い手としての腕に頼らざるを得なくなる。
リュウジ、エリコ、ローズがさらに隠れた勢力や危険な遺物の渦中へと巻き込まれていくにつれ、ローズの力をめぐる謎は無視しがたいものとなっていく。学校生活、ぎくしゃくした同盟、突然の戦いのあいだで、リュウジはこの争いの中心にいる少女を守りながら、同時に日常のかけらでも保とうとしなければならない。『Dragon Crisis!』は、ありふれた世界が遺物とドラゴンの秘密に次々と衝突していくなかで、日常コメディとファンタジーの危機を融合させた作品である。