『ディーふらぐ!』は、府上学園で不良グループの自称リーダーを名乗る風間堅次を中心に描く作品である。彼の望みは、学内で名を上げ、ほかの生徒たちの前で威圧感のある存在として振る舞うことだけだった。しかし、火事を止めようとして友人たちとゲーム製作部に迷い込んだことで、その計画は崩れ去る。劇的な初登場の代わりに、堅次は部の風変わりな面々に翻弄され、彼らのペースで打ち負かされ、放課後の混沌とした世界へ引きずり込まれて、そこから抜け出せなくなる。
一度そこに囚われると、堅次は生徒会長の烏山千歳、男勝りの水上桜、やる気のない顧問の大沢南、そして正体のつかみにくい柴崎芦花との絶え間ない衝突に巻き込まれていく。こうした対立は、ばかばかしい部活動、学内政治、そして次第にこじれていく誤解の連鎖へと発展し、堅次が逃れようとすればするほど事態は悪化していく。『ディーふらぐ!』は、日常の学園生活を、誇りと騒がしさ、そしてろくに管理されていないゲームが入り乱れるテンポの速いコメディへと変え、小さな勝利のたびに別の災難が待ち受ける世界を描いている。