蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐

2039年、地球温暖化の深刻な影響により海面が上昇し、大規模な土地の喪失が発生した。人類が教訓を学ぶために、高度な武器を備えた強力な戦艦の艦隊が現れ、世界中の海軍を圧倒的に打ち負かす。自らを「霧の艦隊」と名乗るそれぞれの艦船には「メンタルモデル」と呼ばれる人型のアバターが存在し、艦船の心、すなわち「ユニオンコア」を表している。各モデルは異なる個性を持つが、すべては「提督コード」と呼ばれる未知の権威に従い、人間が海を渡ることを防ぐ封鎖を実施している。 封鎖から17年後、国立海洋アカデミーの卒業生であるチハヤ・グンゾウは、I-401とそのメンタルモデルであるイオナに出会う。イオナは未知の理由から...